One Octave:映画
2011-09-05T21:22:24+09:00
black-dolphin
目指すは「unique」な音色。大切なのは日常。
Excite Blog
サマーウォーズ
http://oneoctave.exblog.jp/11858133/
2009-09-03T13:48:00+09:00
2009-09-04T20:57:07+09:00
2009-09-03T13:48:35+09:00
black-dolphin
映画
あれは、ひと夏の青春映画でした。
この夏、細田 守監督から映画館へ贈り物が届きました。
笑いあり感動あり、日本の夏における壮大なアクション映画です。
夏休みにぴったりの物語でした。
テーマは王道です。でもそれがいいんです。
仮想世界OZ パソコン ネットワーク ゆるかわアバター
夏休み 憧れの先輩 理系少年 田舎 帰省
TVニュース 小惑星探査衛星あらわし 高校野球
サイバーテロ 指名手配 戦争 戦(いくさ)
青空 入道雲 日差し 縁側 蚊帳 夜明け前
朝顔 蜩(ひぐらし) 風 鈴 音 大往生
おばあちゃん 親戚 大家族
花札 手紙 思い 哀しみ 幸せ
危機 あきらめないこと 肝心 託すこと
あんたなら、できるよ
コミュニケーション 声 つながり 絆
私が鑑賞中に、心の中でぐるぐるしたキーワードです。
仮想と現実の世界。
その空間を行き来する現代の僕ら。
私もその一人で、大切で。
でもそこには、体温を感じるつながりがきっとある。
地球崩壊の危機、未来を救うため立ち向かった。
その最後の切り札は、日本の家族と理系少年でした。
_映画「サマーウォーズ」公式サイト_
私は、小さな頃から宮崎 駿監督の世界観が大好きです。
どこか日本らしい匂いがして、切ない気持ちにさせられる映画だからです。
細田 守監督の作品は、ジブリとは違った世界観の素晴らしいアニメーションです。
全く違った作風なのに、私が惹かれる根っこが同じのような気がします。
日本に生まれて良かった!と思えます。
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38+2 の経験値
http://oneoctave.exblog.jp/10058484/
2008-12-21T12:59:00+09:00
2008-12-21T17:27:57+09:00
2008-12-19T14:00:05+09:00
black-dolphin
映画
・・・・・今年このカテゴリ、ぐるりのことしか書いてない・・・・・
昨日、手帳やノートをめくってみました。
2008年映画館へ足を運んだのは、何と38回。
そして今年観にいこうと上映日を待っている作品が、あと2つ。
何にでもそうだけれど、おもしろい/つまらないで終わりたくない。
私はとってもあまのじゃくで、それだけで済ませたくない気持ちがあります。
38の物語を観て、
日常では到底できない感情を体感でき、何らかの形となって体内に吸収。
映画は、やっぱり自分にとって欠かせないものです。
私は、自分でも驚くほどの忘れん坊です。
その時々に感じて思いついたことを、ノートへ記します。
そうしないと、その時に感じた感情まで忘れていってしまう。
映画を観た後に。
喫茶店の片隅でコーヒーをずずっとすすりながら、
青空の下をてくてく歩きながら、
電車にカタコト揺られながら、
しとしと降る雨音に耳を傾けながら、
就寝前のベッドの上でゆらりとしながら、
夜明け前に机にしんしんと向かって―。
思いつくままに書き綴った、文章や言葉が記してありました。
部屋には、すぐ記せるように書きかけのノートがスペース毎にあって。
こうして12月の大掃除の時に、ゆっくりページをめくるのが年課のようになっています。
昨年の末、クリスマスプレゼントに手帳を頂きました。
カラフルなペンと一緒にそれは、私のナースステーションに届けられました。
手帳をうまく使いこなせない私にも使えるように、フリーで書ける面白い手帳でした。
毎日ぎっしり書くことは、残念ながらできなかったけれど。
今年も、その手帳をもうすぐ届けます。との知らせがありました。
旅日記、映画/読書感想文、レシピ、ウイカ帳、お産録、さてどれにしようか。
日常をいっぱい記した手帳を、来年こそはもう少し実現させたいな。
その手帳が、映画や読書カテゴリの充実につながればいいな、と思います。
今年の反省の意味も込めて。
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ぐるりのこと。
http://oneoctave.exblog.jp/9121288/
2008-07-22T23:38:00+09:00
2008-07-22T23:57:54+09:00
2008-07-22T21:08:57+09:00
black-dolphin
映画
そう思えた映画でした。
ぐるりのこと。
自分の身の周りのこと。
または、自分をとりまく様々な環境のこと。
監督の言葉に、こうありました。
世の中の美しいことや醜いこと、
それらをぐるっと描けたらな、と言うことで
『ぐるりのこと。』というタイトルにしました。
これは、夫婦の日常を淡々と綴った10年の物語です。
これは、人間が起こした社会を反映させた事件(法廷)を端々と描いた物語です。
それはどちらも誰かの身の周りにおこった事柄で、現実で、日常にあること。
そのくらい親身に悲しくて、痛くて、幸せな映画です。
_ぐるりのこと。_
[キャストのこと。]
木村多江さんは、「翔子は私だ。」と仰ったそうです。
始まりの何シーンかは、お芝居からすると「あれっ?」という
違和感が生まれます。
それくらい、木村さんが普段より素人のように見えます。
でもそのうちに私が引き寄せられる感覚がして、
まるでドキュメンタリーを観ているようでした。
映画の中のリリー・フランキーさんは、いつものリリーさんなのに
でもリリーさんではない、カナオでした。
彼が法廷画家として犯罪者や被害者家族を静かにみつめる視線。
家路につけば、娘を亡くした悲しみにくれる妻を静かにみつめる視線。
どちらも眼は逸らさずに受け止める姿勢が、
いつものリリーさんの姿と重なったからでしょうか。
この二人を見て、一人暮らしを満喫中の私でさえ「夫婦も悪くないなぁ。」と
思えました。
[私のぐるりのこと。]
自分の身の周りのこと。 または、自分をとりまく様々な環境のこと。
私は、一人で暮らしている。
でも必ず誰かと関わって、その中で自分をみつめている。
遠く/近くの世界で起こっている様々な現実。
でも必ず事柄に直面して、その中で何かをみつめている。
言葉のないウイカ、
家族や友人との何てない会話、
医療・看護の現場で出会う
患者さんの人生を見守ること、その命(いのち)や気持ちのやりとり、
ぐるりと見渡せば、私には大切な人がいる。大切なことが在る。
この遠く/近くの世界で、毎日悲しく辛い知らせをみる。
日常ってやっぱり意味があって、大切だ。
降りかかる、悲しく辛い現実は必ずある。
でもそれを悩んで、考えて、生きることができれば、
その後にきっと、ささやかでも幸せだと感じる瞬間がある。
空も海も花も樹も見て。
音楽を聴いて、本も読んで。
何だか無性に絵や文字も描きたくもなってきた。
自分でしっかりと立って楽しむ人生も素敵だけど、もし、
私が誰かと夫婦になれる日がやってきたら、
その人のためなんて大それた事はできないけれど、
自分ができることはしよう。
そして、ずっと好きでいよう。
やっぱり未来に望みをかけることを考えたい。
そう思えた映画でした。
最後に、こうしてささやかながら始めたブログ。
その中で出会った大切な人たちとの素直なやりとり、
これも私の大事な、ぐるりのこと。
「生きる」意味合いが、また深まりました。
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オリオン座からの招待状
http://oneoctave.exblog.jp/7770833/
2007-11-30T23:45:00+09:00
2011-09-05T21:22:24+09:00
2007-12-01T00:39:20+09:00
black-dolphin
映画
上映期間から考えて、この映画にはもう行けないだろうと考えていました。
でも、間に合いました。
時代に翻弄されながらも、
映画館を守り続けたふたりの
愛と、優しい奇蹟の物語
これぞ、日本映画です。
_映画『オリヲン座からの招待状』OFICIALCITE_
恋愛映画は好きではないですが、純粋で深い愛ある映画はやはり素敵です。
淡々と静かで、人間同士 深く思いやりがあって、とにかく美しい。
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夕凪の街 桜の国
http://oneoctave.exblog.jp/7396438/
2007-09-04T22:07:00+09:00
2009-09-03T13:51:52+09:00
2007-09-04T22:07:48+09:00
black-dolphin
映画
あの日から13年。 あの日から62年。
二人の女性、ふたつの物語を通して、
生きることではなく「生きていくということ」
家族や自分のルーツについて
考える機会を与えてもらいました。
皆の心の中にも、色んなことが自然にすーっと入っていってほしい。
広島のある 日本のある この世界を 愛するすべての人へ
_映画『夕凪の街 桜の国』OFICIAL SITE_
ネタばれになりますので、所感は以下に・・・。
最近色々な問題を抱えた世界では、戦争を正当化させる風潮が見受けられます。
でもそれは違っていて、やはりあってはならないのだと思えました。
ものいえぬ人、生き残った人、継がれていく人―
たとえ終戦しても、戦争は終わっていないのだ、と教えてくれる映画でした。
―夕凪の街―
物語の主人公・皆実は、原爆投下のあの日から13年、
日本全体にも活気が出てきた時代を生きています。
(「ALLWAYS 3丁目の夕日」と同じ時代といったらイメージがつきやすいでしょうか?)
皆実の心の中には、忘れられない被爆体験が深い傷となって残っています。
長袖のブラウスを着て、前髪を下ろして、いつも笑顔で―。自分に残る原爆の傷跡を
隠すように、でも明るく生きている彼女がスクリーンに映し出されます。
でも自分が恋をして人として幸せを目の前にする瞬間、「長生きしてね・・・・。」と言い残して
自分の背中で亡くなっていった妹のことがフラッシュバックされてしまいます。
生き残ってしまったと負い目を感じる皆実を、やさしく温かく包み込んでくれる青年。
ようやく心のわだかまりが解けはじめる頃、
切なくも哀しく皆実の身体に原爆症が襲いかかります。
ずっと会いたかった弟と愛する人に看取られながら、26歳の皆実は
アカシアの木の下で静かに逝ってしまします。
皆実が残していった言葉に、第一章のメッセージが詰まっているような気がして、
今でも空で言えるくらい私の中に残りました。
なあ、嬉しい?
13年も経ったけど、原爆を落とした人は私を見て
「やったぁ!また一人殺せたー!」って
ちゃんと思うてくれとる?
忘れんといてな、うちらのこと。
長生きしぃよ・・・・・。 (自分の記憶ですので、台詞に少し誤りがあるかも知れません・・・。)
―桜の国―
物語の主人公・七波は、原爆投下のあの日から62年、
戦争のかけらも感じさせない時代・東京で平凡に生きています。
でもその家庭には父親(皆実の弟)と弟との3人で、母親の姿はありません。
そんなある時、父である旭は、家族に内緒でバスに夜な夜な乗り広島へと向かいます。
定年退職し挙動不審だった父親を心配して、ばったり再会した東子と共に
七波は父の後を追います。
父親が広島で色んな人(皆実の仲間や恋人)を訪ね歩く姿を見て、
七波は今はこの世にいない祖母や伯母である皆実、そして母親に思いを馳せ、
自分のルーツと初めて向き合います。
その一方でばったり再会し思いつきで便乗したと思っていた東子も、
実は七波の弟・凪生と付き合っていて、両親から被爆2世である彼との付き合いに
反対されているという現実がありました。
「原爆」という事柄が、現代に生きる彼女たちにも降り注ぎます。
―夕凪の街 桜の国―
現実にはありえないけれど、物語のエンディングあたりのシーンで
夕凪の街にいる父母の若かりし姿を、七波は穏やかに見届けます。
この二人を選んで、生まれてこようと決めたのだ。小学生の頃、祖母や母親がいた時代に住んでいた団地に渡る橋の上から、
川沿いに咲く満開の桜並木を眺めます。
帰りの電車の中での父親・旭の七波への言葉で、
映画「夕凪の街 桜の国」となりました。
この最後の台詞は、是非ご覧になって確かめて下されば嬉しいです。
このふたつの物語の共通点は、
時代や境遇に差はあれども日常にあることの幸せを奪われる哀しさと
それを乗り越えるのは人との愛情であること だと感じました。
皆実の原爆体験を通して映し出される苦しみ、哀しみ。
家族(一緒に生きてきた母親、自分の背中で逝った妹、疎開で離れ後に養子へ出た弟)
に対する思い、青年に対する人を愛おしいと思う気持ち。
平凡でも幸せな生活を送る七波は、父親の行動を通して家族の中に流れる原爆を知る。
生き残ったと感じながら生き続けたもう一人の人、祖母と生活した記憶。
幸せな日常のある日突然、喀血しながら七波に手を伸ばしつつ死んでいった母の姿。
同じ家族の弟が、62年経った現代においても原爆の影を落としていた現実。
広島での父親を目の当たりにして、伯母である皆実の存在が現実となり、
巡り巡ってあることを感じとります。
祖母は、自分だけは原爆体験しながらも生き残った人間だと抱えながら生きていた。
そして自分と同じ被爆者である女性と結婚する父親を咎めた。
でもそれは、もう家族の中から原爆で死んでいく人を見たくはない
という気持ちからであるということだった。
父は、姉の生き様を見届けた。
そして祖母の愛情を感じ、母親を愛し、私たちが生まれた。
ものいえぬ人々―原爆で逝ってしまった妹、そして皆実、祖母、母親
生き残った人―皆実、皆実を看取った青年、そんな人々を全てみつめてきた父親
継がれていく人―父親、そして七波と凪生
時代は流れてそして巡っていくとよく耳にするけれど、
生きていくということは物語が紡がれていくんだなぁと素直に思えました。
私の幼少時代の写真にはいつも広島の風景があり、
今でも母方の親戚殆どが広島で生活しています。
この映画を観て甦ったことは、広島を離れた後も母親に手を引かれて新幹線に乗り
8月6日のあの日は、いつも広島で黙祷の時間を静かに感じていた記憶です。
原爆ドーム佇む太田通り周辺、路面電車、そして平和記念公園―
思えば、何度もみてきた光景です。
縁があるからでしょうか、祖母や母親からの記憶でしょうか。
ピカという恐ろしい光が現実にあったこととか、被爆2世・3世(胎内被曝)とか
自然と心の中に昔からあります。
映画の中で凪生は喘息を持っていて、ふと私は自分と重なってしまいました。
私は昔から気管支が弱く、風邪をひくと肺炎になってしまうほど。
もしかしたら、私にも原爆の流れがあるのかも知れない。そうでないかも知れない。
真実は解からないけれど、
私には知らないルーツが数え切れない程そこにはあって
様々な思いを感じながら生きてきた人々が、私の前に居たということを感じる瞬間でした。
自分の過去を振り返るのはあまり好きではないけれど、
私が生まれる以前のことを、父や母そのずっと前に生きてきた人たちのことを
振り返ってみることは、自分を知る大切なヒントが見えてくるのかもしれません。
私もそろそろ始めつつあります。皆さんも自分のルーツ、探ししてみませんか?
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第30回 日本アカデミー賞
http://oneoctave.exblog.jp/6489510/
2007-02-16T21:12:00+09:00
2008-12-19T12:18:20+09:00
2007-02-16T21:12:41+09:00
black-dolphin
映画
訳も解らず、小学生の頃から爺ちゃんの隣で観ていたことを今思い出しました。
↓ノミネートは以下に↓
http://www.japan-academy-prize.jp/
最優秀に興味はあまりなく、
自分の琴線に響いた作品や演者との違いを比較するのが楽しみです。
しかし今年は、ちょっとした欲が・・・!
中谷美紀さん 蒼井優さん
デビュー作品から全て観てきた、とても好きな俳優のお二人です。
そして今年出演された作品に、とても感銘を受けました。
彼女たちにどうか栄誉を―!!
さて、第一回 和カデミー賞なるものを考えてみました。
(いちおうネーミングしときました・・)
暇を持て余している方は、以下に。
作品賞 「ゆれる」 「嫌われ松子の一生」
アニメーション作品賞 「鉄コン筋クリート」 「時をかける少女」
監督賞 中島哲也 「嫌われ松子の一生」 黒澤清 「LOFT」
脚本賞 西川美和 「ゆれる」
主演男優賞 緒方拳 「長い散歩」
主演女優賞 中谷美紀 「嫌われ松子の一生」 「LOFT」
助演男優賞 香川照之 「ゆれる」
助演女優賞 蒼井優 「フラガール」 ※個人的には「鉄コン~」シロ役でもノミネート!
音楽賞/撮影賞/照明賞/美術賞/録音賞/編集賞 「嫌われ松子の一生」
外国作品賞 「父親たちの星条旗」 「太陽」
新人賞 塚地武雅 「間宮兄弟」
特別賞 故 今村昌平監督 故 黒木和雄監督
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木更津キャッツアイ ワールドシリーズ
http://oneoctave.exblog.jp/6208906/
2006-12-18T14:36:00+09:00
2009-09-03T13:51:27+09:00
2006-12-18T14:36:23+09:00
black-dolphin
映画
ブログの整理をしていると、「後日に」というコメントがちらほら・・・整理します。
まずは映画です。
TVシリーズから愛していた作品、
木更津キャッツアイの完結篇。
あいかわらずの独特なテンションとスピード感、
たたみかける笑いの渦、
そして最後には胸がぎゅっとなり、涙・涙。
かなりのネタばれになりますので、所感は以下に・・・。
映画の構成は、TVシリーズからおなじみの「表」と「裏」の野球試合形式です。
「表」
ぶっさんの死後から3年。バラバラに時を過ごす4人。
そんな時、空からぶっさんの声を聴いたバンビ。
親友ぶっさんに言えなかった“ばいばい”を言うために、キャッツたちは再び木更津へ帰る。
文章で書くととても真摯な流れですが、そこはキャッツ。
劇場内はそれぞれの「ツボ」で小さな笑いがそこいらじゅうで聞こえ、
もちろん場内大爆笑の場面もあり。(しかも老若男女!)
久々のキャッツテンションに、懐かしさと可笑しさで笑いすぎて泣きました、私。
「裏」
裏も笑かしてくれます。
裏では、キャッツたちの成り行きを幽霊のぶっさんが突っ込みまくってます!
シーンの終盤でのリアルなぶっさんの最期、
ぶっさんからの本当の“ばいばい”のメッセージ。泣けました。
「木更津キャッツチーム」曰く、今まで敢えてストレートに描いてこなかった
死、別れ、大人になることの痛みと素晴らしさ
TVシリーズでは、余命宣告された主人公が「普通」を生きるさまが「表」、
「裏」では普通に経過していた物語の巻き戻し的な構成で、謎解きかつ真相に
毎週TVの前で爆笑!
その中に潜む切なさに、じんわりもしました。
今回の完結篇は、まさに完結篇らしく「表」も「裏」もがっつり表現されています。
「日常」を普通に生きる素晴らしさ。
青春みたいにキラキラした素敵な時間。
青春から別れる痛み。それを振り返れる大人の素晴らしさ。
自分の生きてきた時間を糧として感じる、大人な自分。
試合にも、青春にも、命にも、必ず「最後」があること。
みんな「表」と「裏」はあります。「裏表」ではない、自分。
そんなことを感じさせられる映画でした。
私の中での青春映画傑作です。
*キャッツを見たことのない方は、是非TVシリーズからご覧下さい!
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木更津キャッツアイ ワールドシリーズ
http://oneoctave.exblog.jp/5990211/
2006-11-05T22:21:00+09:00
2009-09-03T13:51:07+09:00
2006-11-05T22:21:57+09:00
black-dolphin
映画
木更津キャッツアイが3年ぶりに帰って来た~!
時は、ぶっさんの死後3年。
4人はぶっさんに、“ばいばい”が言えるのか?
“ばいばい”キャッツ!! 笑いと涙の完結篇!
http://www.tbs.co.jp/catseye/
TVシリーズから愛していた作品、木更津キャッツアイの完結篇を観てきました。
あいかわらずの独特なテンションとスピード感、
たたみかける笑いの渦、そして最後には胸がぎゅっとなり、涙・涙。
爽快な気持ちにさせてくれる青春映画の傑作!
深い裏テーマあり、必見です。
*所感は後日に。]]>
嫌われ松子の一生
http://oneoctave.exblog.jp/4968834/
2006-06-11T21:02:00+09:00
2009-09-03T13:50:07+09:00
2006-06-10T02:47:40+09:00
black-dolphin
映画
(あらすじ)
壮絶な不幸に揉みくちゃにされながらも、誰かを愛し、その人だけを信じて突き進む…、
誰がどう考えたって不幸な人生なのに、彼女にとってはすごくハッピー!
最後の最後まで夢見ることをやめなかった松子。
主人公・川尻松子の波乱万丈な人生を真正面から描いた。
ディズニー風アニメ、ミュージカル、コメディetc・・・・・・と、
あらゆるエンターテインメントで書き綴った無類のファンタジー
松子。人生を100%生きた女。
http://kiraware.goo.ne.jp/
ネタばれになりますので、所感は以下に・・・。
<キャスト編>
中谷美紀・・・
松子の一生を演じきった中谷さん。
彼女は「松子は誰がやっても頑張ったと思いますよ。」と答えていました。
「女優なら、誰かの一生を演じてみたい。」と以前から公言していた中谷さんが、
「松子」に出逢えて良かったなぁ・・と、いちファンとして喜びを感じます。
淡々と描かれた原作なのに、その松子からいろいろ思いを巡らせていた
中谷さんだからこそ「スクリーンの中の松子」は生まれたんだと思っています。
瑛太・・・
正直、今までの出演作であまり目に留まらない存在でした。
物語の中心は「松子」演じる中谷美紀さんでもちろん素晴らしいのですが、
彼の演じる「笙くん」は、何よりもいい存在でした。
傍から見れば笙くんは、現代を象徴するような「若者」です。
会った記憶もない松子伯母さんの過剰なまでの未来志向な人生を垣間見ることで、
どんどん人間らしくなっていく笙くん。最後には叫んじゃうくらい心を動かされていく
彼の姿は、あのすっきりした観後感につながります。
伊勢谷友介・・・
「松子は・・・・・・俺の神だったんです。」最後にそう呟いた彼の存在は、
この映画の中で最もわかりやすく人間が描かれている気がします。
決して繰り返さることのない、唯一の「松子の死」によって後悔している人間
の切なさが、「生命の意味あい(この世に在るか無いか)」を感じさせました。
一貫して冷静に演じ、淡々と語りだす「龍洋一」は、伊勢谷さんにはまり役。
スピード感のある映像の中で観客も立ち止まり、物語の流れや松子の愛情
深さを気付かせてくれた存在だと思います。
キャストが凄い!とよく書かれています。確かに凄い。
(工藤官九郎さんファンとしてコメントに残したい気持ちもありますが、
統一性がないのでここは我慢・・!)
この映画は「転落女、ダメ男」と象徴され、
どう考えても何かしら欠点を抱えている人々が登場します。
このウソみたいな超個性的な人々の存在によって「松子の一生」がリアルにみえました。]]>
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