目指すのは「unique」な音。 大切なのは、日常。                                               
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タグ:Zizi ( 97 ) タグの人気記事

疾走

看護学校3年、
看護師1年、
助産学校1年、
看護師助産師13年と半年間。

今日、初めて振り返った。

約19年。何かに捧げてきたんだ。

昨日、永年勤務した職場を退職した。
厳密に言えば、9月末で退職。
b0088089_16555595.jpg


退職はもうずいぶん前から決めていた。
だけど色んな理由で、この初秋となった。

でもそれはきっと、決まっていた。
そう思う。

退職するひと月前に、大好きな叔父が
この世を去った。

それは、あまりにも突然すぎた。

父の弟で、私が独立するまで一緒に共に暮らした家族だ。

看護助産を選ぶことを、初めから喜んでくれた貴重な人。
確実に、自信と勇気をくれた人。

お爺ちゃんになったら、必ず面倒みるからね。と約束した人。

旅立った後に、みんなから教えられた。
酔っぱらった時に、いつも嬉しそうに云ってたよ、と。

もう一度話したい人が、また一人。
このやりきれなさは、慣れないなぁ。

Zizi頑張ったね。
彼が生きていたのなら、そう云って笑ってくれただろうか。
by black-dolphin | 2012-09-19 15:52 | 和の話

天と生

今日は、ずっと待ち望んでいた金環日食でした。

皆さんは、無事観測できましたか?

朝なのに、外は夕方みたいな陽の光。
日食が始まる瞬間は静寂が過り、風が吹いた。

時刻を確認するもなく、それの始まりを感じました。

太陽と月と地球が、直線に重なる。

日常の中に、ほんの一瞬の偶然が重なる。

その偶然を待つ時間、私はやはり初花を思い出しました。

春の優しい夕焼け
夏に降ってきたペルセウス流星群
秋の虹色に光る十三夜月
冬の澄み渡る星空に瞬くオリオン

桜吹雪の風
打ち上げ花火の音
鈴虫の声
温かいコーヒーの匂い

いろんな空が、私に戻る。

一人が寂しいんじゃなくて、
初花がここに居ないのが寂しい。
そう思いました。

金の環は、天からの授け。

私はやはり、天体と生命(いのち)に導かれる。

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        金環日食を待つ時間、久しぶりに撮った近影

あの頃。
by black-dolphin | 2012-05-21 07:29 | 和の話

3月11日

この一年、何か言葉にしたいという衝動が生じたこともある。

でもそれはできないし、私が云っちゃいけないことだと思う。

心の中で生まれ、ぼろぼろ無言に溢れるだけです。

それは毎日、思い考え続けてきた気がする。


忘れたいけど、忘れちゃいけない。

実際に体験した人が、そう云った。


黙祷―。
これしか今の私はできません。
by black-dolphin | 2012-03-11 21:34 | 和の話

Switch

随分とご無沙汰しておりました。

その間の私のことを、ずっと心に気を留めていてくれた方々。
本当にありがとうございます。
更新を。と日々考えてはいるものの、むむ・・・と自分でブレーキしていました。
b0088089_1955680.jpg

私はどうも、悩んだり苦しんだりしてる姿を人に見せられない気質で
かと云って、笑顔で自分をマスクも出来ない人間で。

たまに来る、悲しみの波が今日もやって来ました。
来るたびに思うんだけど、一体何なんだろうこの波は。

波にはきっと理由があって、私の理性では届かないスイッチを
何かが、はたまた私自身が押してるんだな、と思います。

心思うままにあれこれと綴ってゆきたい。
ようやく「One Octave 」の基本に戻れそうです。

その時の一文と、日記に綴ったあの状況。
少し整理して、近々記事にします。

―経緯
by black-dolphin | 2011-12-27 19:06 | ご挨拶

命日

初花が空へと還っていった日から、もう早一年。まだ一年。
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ちょうど一年前の私は―。
ようやくお家に帰って、独りになった頃かな。
辛うじて笑顔で押し殺していた感情はようやく開放され、
玄関の扉を閉めた瞬間わんわん泣いたような気がします。

初花の存在を感じられなくて、でも匂いは消えてなくて、
昨日までそこに生きていたことが、とても切なく感じました。

切ない気持ちは未だあるけれど、でも確実に、私はてくてくと歩き出しています。
色んな感情を知って、色んなことを思い考えて、また私は変化してゆきます。

それは静かにひしひしと―、感じられます。


※写真は、初花を火葬させてもらった丘で咲いていた花
by black-dolphin | 2011-07-12 23:36 | 和の話

救世主

6年前と2年前に―。
その時に私が感じ、かけた言葉や起こした行動。
それは、ほんの小さな事柄だったと思う。

それが今日、私に返ってきた。
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感動し、心を貰った。
彼女の言葉や笑顔、強い願いや希望は、私にパワーをくれた。

「助産師冥利」に尽きることです。

More
by black-dolphin | 2011-06-27 22:32 | 和の話

さよならの言葉

その日にみた夕焼けは、あの人みたいに静かに燃えていた。
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先週のこと―。

もうすぐこの世を旅立つであろう人に、私はこう云われた。

ありがとう 会えてよかった―
彼女はそう云った。
それは私にとって、彼女からのさよならの言葉になった。

穏やかに最期をむかえること―。
それだけが唯一の願いなのだと、彼女は云っていた。

その本当の姿を、私はまた教えられた。
by black-dolphin | 2011-06-19 23:49 | 和の話

+1

今日は、初花の生まれた日です。
今年からは、私は初花の分も生きなくちゃ。

去年はゆっくりお祝いもしてあげられなかったなぁ。
今年は、一日ゆっくりと誕生日を迎えられました。

早朝に目が覚めて、
いつものようにお線香とお水をお供えして、
真っ昼間からご馳走を食べて、
お花を買いに行って、
苺のショートケーキも食べちゃいました。

喜んでくれたかなぁ。
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今日買った、白百合の花。
普段はあまり眼に留まらない花だけれど、今日の百合は美しかった。
花屋のおばさんが、「百合は、最後まで咲くからいいですよ。」と云った。

百合から伝わってくる生命力が、何だか彼女と似ている気がした。

澄んだようで、美しくて、最後までいきる花。
by black-dolphin | 2011-06-15 22:12 | 和の話

夢見

最近立て続けに、同じ夢を見る。
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初花がこちらを見やりながら、私の前を歩く。
知らず内にどこかで見た惨状の中に、私は辿り着く。

そこは、まるで静寂だ。
時折、鳥の声やヘリコプターの音がする。

埃っぽい風の中、胸騒ぎがする。

少し離れた場所で、初花とは違う生命の灯火を感じる。
泥にまみれ、傷ついた猫がとぼとぼ歩き、弱った犬が精一杯佇んでいる。

亡骸に、「守ってあげてね」と朝夕祈る日々。
彼女が空を辿って、見せてくれた現実なのだろうか。

夢と現実の狭間で、私は同じ心を配っている。
by black-dolphin | 2011-04-05 19:13 | 和の話

点と線

それは確実に、誰かが私に教えてくれた点だった。

あの日あの時間、私は海の近くに居た。
延々と警報が響いていた。

私には、まるで実感がなかった。そこからは、海が見えなかった。

大阪へと帰るバスの中、ラジオから聴こえた情報に少しの心配が生まれた。
家に帰ると、信じがたい映像が延々と流れていた。
朝まで私は、その映像から眼を離すことが出来なかった。

散りばめられた点々が、いっぺんにつながった。
辛く厳しい現実を知った。

道ばたですれ違う誰かを見ても、確かに感じた。
みんなどこかに、私と同じ感情を以っているだろうと。

生まれてはじめての感覚だった。
哀しいかな、皆と繋がっている感覚を絶対に感じた。
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この8ヶ月間、私はある存在のことだけを思い続けた。延々と。
深い深い暗闇で、しゃがみ込んでいた。ずっと。
記憶が色褪せかけたころ、それは再び押し寄せた。色濃く波のように。
立ち上がって、歩き出さなきゃ。でもそれにも増して離れ難かった。

ひとりぼっちになる寂しさ恐怖
誰に対するものか判らない嘆き
ただただ溢れる涙
途方もない無力感

楽しく幸せだったこと辛く苦しかったことが、とめどなく脳裏に映る。
遺影や記憶の前で、ただただ胸がぎゅうぎゅう締め付けられる。
ストックのドックフードが空っぽになった日、終わりを感じた。
何もかもが色褪せて、自分こそが罪だと感じた。

旅をしても
海を潜っても
美味しいものを食べても
あったかいお風呂に入っても
空を見上げても

幸せを感じない。

祈るなんてできなかった。
祈ることって何だかわからなくなった。
初花が離れていかないように、私は抱き締め続けた。

そんな時、遠くからあの声がした。
それで私は、ようやくちゃんと見上げた。
それは辛く厳しい現実だけど、私を暗闇から引きずり出した。

これまで生きてきた中で、一番尊いものを失った“いたみ”をちゃんと知った存在として。

だから私は想像を遥かに超えて、反応し感じられた。
私はあの人たちやあの存在に、恩返しをしなきゃならない。

時間は流れてゆく。
本当に不思議な流れにのってゆく。
by black-dolphin | 2011-04-04 23:58 | 和の話