目指すのは「unique」な音。 大切なのは、日常。                                               
by black-dolphin
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空想

淡淡とした日常を送る私は、季節の流れを掴めずにいる。
桜吹雪にも会えなかったな。
b0088089_21321951.jpg

色んな事柄がありすぎる。
でも実は、何もない。

沈みかけの太陽が発する光のエネルギー
どこかへと吸い込まれてゆくような雲の軍団
黄金になり、闇夜へと続く空

光と雲
黄金と群青
さらさら流れる、風の音

どこか遠くへとつながっているような一瞬

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by black-dolphin | 2014-04-14 21:22 | 空跡

さらら





初花が逝って、3年目の夏がやって来た―

「さらら」というこの歌は、生前に本当によく一緒に聴いていた歌でした。

初花が空へと還りちょうど5ヶ月がたった晩秋の日、あの時にも流れていました。

眼にみえるものだけが確かではないことを、私は知りました。

2010.11.12 日記より―
by black-dolphin | 2013-07-12 18:05 |

桜の旋風が吹いた

丘に立つ桜の大樹も、もうすっかり葉桜になりました。

当たり前のように毎日通っていたあの道は、あの日から足を運ぶことはなく
一緒に見上げた最後の桜が、眩しい記憶のまま刻みついているような気がしていた。

心機一転、新たな一歩を踏み出すこの春に―
ようやく、ただ桜を愛でる目的で桜の丘に行けそうだ。そう思った。

夕焼け染まる桜をみるのが、大好きだった。

丘のてっぺんで、幸せそうなカップルが座っていた。
私は丘に登ることなく、何気なく桜の樹下を歩く。
そしてまだ満開前の桜を見上げた。
b0088089_2242498.jpg

カメラのファインダーを覗いた瞬間、今自分が無心だったはずで判らなかった奥底から
それは波のように眼の奥に押し寄せてきた。
私がこの眼でみて焼き付けた、無数の映像と記憶だった。

それは、彼女と見上げた桜であり、
それは、最期の夜にみたあの表情であり、
それは、彼女がくれたあのどうしようもない感覚だった。

零れないのが不思議なくらい、眼に大粒が溢れた。
「あ、零れてしまう。」

その瞬間、つむじ風がびゅうっと大きく吹いた。
桜の花びらが吹雪き、大きな粒は眼に見える形で風がさらって行った。
それは、とても小さなシャボン玉のようだった。

風が止むと、私はあの哀しくて締めつけられる感覚が一瞬消えていて
きっと風だけではなく彼女の仕業だろうと、当たり前のように思った。
by black-dolphin | 2013-04-23 22:45 | 和の話

導き

いつも不思議に思うけれど、転機は自分の力じゃどうにも抗えない。

自分でもよくみえない心象が何かとつながって、引力のように引っ張られる。
ほんの小さなきっかけで、自分の想像を遥かに飛び越えてゆく。
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ぐうたら人間な面の私は、あと1年くらいのんびりしたい気持ちです。
でももう一人の私が、新生児を受け止める「ご褒美」を求めだしました。

_ と云うわけで。
桜満開の頃に、私 助産師に戻ります。
by black-dolphin | 2013-03-28 23:30 | ご挨拶

重なる

昨日は、2014年ブラジルW杯サッカーのアジア最終予選でした。
残念。

この広い青空を眺めて、今どんなことを思っているんだろう。
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勝つ
勝ちたい
勝たなきゃならない

負けない
負けたくない
負けられない

時間、天気、運
知識、技術、情報分析
判断力、実践力、応用力
才能、努力、成長
体格、体力、体調
精神力、魂、意識
直感、想像、思考
恐怖、緊張、苦悩
興奮、感動、喜び
経験、誇り、自信

同じ勝負でも、いろんな感情が交錯して一人ひとりが自分と向き合う。
自分をいかに信じて立ち向かうか、常にそんな状況で闘っている。

サッカーを観ていると、言葉はないのに要素がガンガン見えてくる。
あの青い人たちから、それがガンガン伝わってくる。

サッカーって、やっぱり重なるなぁ。
by black-dolphin | 2013-03-27 17:05 | 和の話

if



黙祷ー、
by black-dolphin | 2013-03-11 14:46 |

還暦

母が60回目の誕生日を迎えました。
還暦です。
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今まで深く考えたことがなかったけれど、
再び生まれた干支に帰るらしい。

六つの十と、一日。
端なく環のように、十二支がまわり巡る。
そのリズムの間で、還ることなく生きて行く。

母のように無邪気で明るく逞しくなりたいなぁ。
by black-dolphin | 2013-02-08 17:04 | 和の話

養生の後

慣れないTDLに洗礼?(笑)を受けたのか、帰ってから寝込みました。
私には珍しくアイドル並に人と会う予定があったのですが、それも2日で断念!

予定をキャンセルして、ひたすら安静にしました。
10月いっぱいは、養生で終えました。

11月初め。
マスク顔でごほごほと咳しながら、バスに乗り込みました。
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by black-dolphin | 2012-11-13 22:54 | 和の話

何だか寝つけない夜だった。
そうかと云って、寝苦しいわけでもなくて。

水面の波紋のように、静かに揺れ広がるような感じ。
そのような心の揺れを感じた。

静かな朝を迎えて、このまま一日を始めようとした頃
親友から連絡が届いた。

「Aさんが、○時○分に永眠されたよ。」
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生きることは困難でもあること
でも諦めないこと
さまざまな恐怖と苦悩
人に対する温かい言葉
明るさ
可愛らしさ
患者ではなく、本来の姿を知る大切さ
生きることは強く儚いこと

彼女から感じたこと教えられたことが、廻 (めぐ) った。

「Aさん、ありがとうございました。」
「また、会おうね。」

光が差す静かな朝、夜明けの波紋が鎮静した。
旅立ったひと雫の命に、水鏡のように祈った。

More
by black-dolphin | 2012-10-07 06:59 | 和の話

生きていることって、糸のようだと感じた。

先日、四十九日で久しぶりに般若心経を耳にした。
昔からお世話になっている僧侶さまで、私は眼を閉じて傾けた。

叔父を思い出そうとか、感傷に浸ろうとか気持ちはなく
眼前の世界から、ただ自分が離れたかった。

般若心経は、昔からとても耳慣れていた。
それを唱える声も、意味も、知ったものだった。

眼を閉じた世界で、心経だけが降ってくる。
それは宇宙のような世界で、ぽつんと居る感覚になる。

意味なんてそこには無いはずなのに、数珠を握った手にぽろぽろ落ちた。


叔父がこの世から、突然居なくなった。
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私には、それだけで十分な衝撃だ。
でもそれだけでは済ませてくれない処からして、彼の死は重い。

叔父の最期は、私がいつも看取ってきた“いのち”とは違っていた。

糸が突然、他の力でぷつんと切られた。
無意識で手繰り寄せたものか、はたまた他人の懸命な努力なのか
彼は、“生命”を 辛うじてつなぎとめた。

機械の力で、呼吸だけしている時期があった。
彼は今、この世にいるのかあの世にいるのか、私は頭を抱えた。
知識と感情が交錯しまくった。
眼の前にいる彼に声を掛けることに、考えた。
予想するリミットで、彼の呼吸は停止し心拍動も止まった。
死因が不明だと、解剖に連れて行かれた。
そこは、以前学生の時に見学に行った解剖室だった。
帰ってきた彼の体中に、想像通りの傷跡が残った。
葬式で最期の言葉をと云われ、何にも声が出なかった。
誰かが頭を撫でると、ずるりと皮が動いた。
骨になった姿の方が、逆に胸が苦しくなった。

いのちを絶たれること
救命
脳死
生命維持
呼吸すること
心拍があること
意識


解剖
傷跡
家族、遺族
父の涙
もう二度と話せないこと
生きること
生きているということ

スーパーナチュラルなことだと思いたい。
これが、彼の人生だったんだと、心の底から納得したい。

でもそれは許されず、何かによって引き起こされた事態だ。

生物的なことが
叔父自身が
誰かが
時が

本当の事って何なのだろう。
知りたい衝動に駆られるけれど、それは空に消えてゆく。

感情や、会話や、思いや、時は、眼に見えないこと。
人の命は、そんな儚いつながりで、よこ糸のようにつながってゆく。

彼の死を通して、それをありありと見せつけられた。

彼の優しさ、思いやり、正義感、まっすぐなトコ。
それが死につながった。

彼の死を通して、彼の生きてきた証が見えた。

爺ちゃん婆ちゃん水子さまのお墓が、ピカピカだった。
誰も見ていないところで、きっと彼が通っていた。

独身男の部屋は、想像とはかけ離れて整頓されていた。
あぁそうだ、彼はきれい好きだった。

生きていた跡、全てが尊かった。

彼との会話や思い出は、山ほどある。
でもそれは私にとってのよこ糸で、不思議と涙は出ない。

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彼が通った道
生活した部屋
囲まれた山々
見上げた空

眼に見える全てが、尊く感じた。

その時
今まで解らなかった本当のことを、彼に教えられた気がした。

それは、たて糸のようだった。
私の身体のたて糸になった。

僧侶の心経が、彼からの教えにつながった。
見えない糸が、紡がれた気がした。
無意識の中で生まれた何かのせいで、ぽろぽろ溢れてきた。

はかりなき命に、胸がぎゅうぎゅう啼いている。
by black-dolphin | 2012-10-04 00:45 | 和の話