目指すのは「unique」な音。 大切なのは、日常。                                               
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9.9

共働きの両親だった私にとって、祖父からいっぱい愛情をもらいました。

祖父とは、6年前にお別れしました。

祖父が亡くなる半年前に、大切な友人を亡くした私は
「生きるってなんだろう?」 と思いつめるくらい滅入ってしまいました。

そしてちょうど助産学生をしていた、この年。
友人とお別れした直後に、「おめでとうございます。」と笑顔で声を掛けながら
生まれたばかりの赤ちゃんを抱いたり。
祖父を荼毘に付した翌日に、600グラムに満たない赤ちゃんを目の当たりにしたり。
生命と向き合う日々、正直辛かったです。
もうできないな、辞めようかなとも思いました。

お爺ちゃん子だった落ち込むそんな私を見てなのか、
父はあるところに連れて行ってくれました。
静かな山沿いの、池には蓮が咲く小さなお寺でした。
b0088089_23183921.jpg

たまたま持っていたフィルムカメラでシャッターを押しました。
それは帰り際に、目に留まった「足跡」。
この足跡を見た時、何だか救われました。
「あぁ・・・次に会う時は雲の上で、ってこういうことかぁぁ。」

のちに知ったのですが、それは「仏足石(跡)」といって、礼拝の対象だそうです。
インドではお釈迦様が亡くなってから後も、数百年間仏像は作られず
仏様の足跡が、礼拝の対象とされました。

祖父や友人が、この世から居なくなってしまった。
その世界にまだ慣れないでいた私にとって、その足跡はまさにぴったりな対象でした。

この経験を通して、ふたつが相反する「生⇔死」 ではなく
「生まれることは、死ぬことに等しい」 んだと実感しました。
生という概念が死を含むことを知って、自然とか生きることの凄さを思い知りました。

私はこんなことを感じながら、助産師をしています。
助産師という職業はもしかしたら私にとって、天職というものかも知れません。

9.9は、爺ちゃんが生まれた日。
by black-dolphin | 2006-09-09 16:16 | 和の話
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