目指すのは「unique」な音。 大切なのは、日常。                                               
by black-dolphin
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語らなくてはいけない学者

研究者から一転して教育に携わる学者、M教授がそう言いました。

教授の言葉はまるで降ってくるかのようで、私一人の力では到底得ることのできない
沢山のことを教えていただきました。
「私とは立場であるとか、考える根本からが違うんだろうなぁ・・、凄い人だ。」
彼が語る事柄は、まだ未熟者な私にとって圧倒されっぱなしでした。

私は講義とは少し脚色の違う、人間らしい彼の文章表現がとても好きでした。
その中でもこの1ページが今も忘れられません。

『100年後、みんなは何をやっているだろうか。たぶん、死んでる。もちろんぼくもだ。
この世とは完全無欠、永遠のおさらばだ。キミの【存在しない】世界だ。
~中略~
ということは、ぼくらの過ごす【今】は決して特別なものではなく、
流れる大河にポコっと浮かんだ【あぶく】みたいなもんだ。
あぶくには特別なんて無いんだよ。
唯一特別といっていいのは、奇跡的に滔滔と流れていく大河なんだよ。
~中略~
たぶん100年後には、人類は大きな決断に迫られる。
~中略~
つまり、ぼくたちはこのままいくと人間が住み得る環境を地球上に残せないかもしれないということ。地球は残るよ、びくともせずにね。
だけど、ぼくらのこの【流れ】が永久に【地球上】で途絶えるだろうということ。
数百年後には、この青い空、この碧い海をみる人間がいないということ。
このぼくには(たったひとつのあぶくだけど)耐えられない。
~中略~
いつしか川面に浮かび、いつしか消えゆく【あぶく】と永遠の大河の流れ。
ぼくたちは【流れ】のなかにいることをしっかりと認識すること、
そしてそれは【今】よりも価値があること。まずここから始めたらどうかと思うよ。だめ?』

『写真をとること』でも書きましたが、小さい頃から「時間はもちろん、自分が流れている」感覚がすごくありました。
笑われるかも知れませんが、木々や花、水にも命みたいな何かがあると
普通に思っていて、
毎日流れる雲や青空、大きな樹を見上げてはワクワクしているような子どもでした。
(そのように感じるきっかけはあるのですが。)
水恐怖症で水に浸かれなかった私がダイビングをはじめたのも、
「地球上の大半を占める碧い海の中を知らないまま死んでいくのはもったいない!」
という理由です。
地球上にある自然にいつも感動し、尊敬もしています。

過ぎ去ったことを語る「学者」教授が未来のことを語った 
『100年後くらいのぼくたちの生命』

尊敬していた教授から語られたあの1ページは、
私が今まで意識もせず自然に感じて思ってきたことや行ってきたことが、
「大切なこと」だったんだと思わせてくれた文章でした。

教授は教育者として、生命の【流れ】を尊び、そして言葉を次世代に伝えられています。
私は教育者ではないのでそんな立派なことはできませんが、
この小さなブログにきていただいた人々にほんのちょっとだけでも伝えていけたらな、と
思っています。

面と向かっては決して言えませんが、
「教授に出会えて嬉しく思います。ありがとうございます。」
教授に出会って、様々なことを感じ、吸収し、自分自身でも考える力が強くなりました。

・・・久しぶりにメールでもしてみましょうか。
by black-dolphin | 2006-05-28 00:57 | 和の話
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