8月15日、1時15分。
2010年 08月 15日
あの感触を、忘れていたつもりはなかった。
それは、いつもの風景だった。
初花とハグする感触を、忘れていたつもりはなかった。
でもさっき、「あぁぁぁぁ。忘れそうになっていたんだ。」と思い知らされた。
その時初花のことは考えず、ただただ眠った瞬間。
忘れないようにと、初花が夢に現れた。
時計の針は、1:15を指す。
秒針は、刻々と進んでゆく。
初花が全てをドンっっと預けてくる、あの感触。
私の内に、絶対的に刻み込まれた。
たった数秒の夢は、きっと初花の仕業だ。
そう私は感じる。
それは、いつもの風景だった。
私が、膝を地につけてしゃがみこむ。
初花が、少し離れたところでお座りする。
「ただいま。」と声をかける。
こちらをみて、笑っている。
手を大きく広げると、初花が駆け寄ってくる。
私の身体を、器用によじ登ってくる。
そしてぎゅっと、ハグをする。
初花が、愛おしそうに鼻と喉を鳴らす。
初花とハグする感触を、忘れていたつもりはなかった。
でもさっき、「あぁぁぁぁ。忘れそうになっていたんだ。」と思い知らされた。
その時初花のことは考えず、ただただ眠った瞬間。
忘れないようにと、初花が夢に現れた。
時計の針は、1:15を指す。
秒針は、刻々と進んでゆく。
初花が全てをドンっっと預けてくる、あの感触。
私の内に、絶対的に刻み込まれた。
たった数秒の夢は、きっと初花の仕業だ。
そう私は感じる。
by black-dolphin
| 2010-08-15 01:30
| ウイカ帳